不動産を所有していると固定資産税などがかかり「できるだけ早く売りたい!」と思う方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、家を早く売る方法や早く売るのがオススメという方の特徴などをご紹介します。
知らなきゃ損!家を早く売る方法5選!
1. 「買取」を選択する。
家を早く売る方法の1つとして、不動産会社に買い取ってもらうというケースです。
不動産売却は、一般的に不動産会社が仲介をして売却する場合が多いですが「買取」といった方法もあります。
不動産買取は「即時買取」と「買取保証」があります。
「即時買取」とは、不動産会社が買主となり、すぐに買い取ってもらうことです。販売活動もなく、広告宣伝の手間もかからないので、最短3日から1週間程度で売却できる場合もあります。
即時買取は、不動産会社が直接買い取るため、購入希望者からの内見もありません。また、市場に出回ることがないので、売却の事実が周囲に知られることはありません。
「買取保証」は、一定期間は「仲介」を通じて販売し、買い手がつかなかった場合は、不動産会社が買い取るという仕組みです。
このように仲介の場合は、物件が売れるまで約3〜6月程度かかりケースもあり、買取ではスピード重視ですぐに現金化することができます。
ただし、買取の場合は、すぐに売却できる反面、市場価格より6〜8割程度の価格になります。仲介では、市場価格で売却することができまが、仲介手数料がかかります。
2. 相場よりも安い価格を設定する。
今すぐに家を売りたい場合は、相場より安い価格を設定する方法が考えられます。
家の相場は、売出価格より、実際に契約が成立した成約価格を調べることが大切です。
相場を調べる方法としては、以下のサイトがあります。
- 国土交通大臣指定の不動産流通機構「レインズ・マーケット・インフォメーション」
- 国土交通省「土地総合情報システム」
- 国土交通省「不動産取引価格情報検索」
3. 買取保証を利用する。
前述の通り、買取保証を利用すると確実に売却することができます。買取保証であれば、仲介のように市場価格と同様に売却できる可能性があり、買い手がつかない場合も不動産会社が直接買い取ってくれるため、予算計画を立てやすくなります。
4. 実力のある不動産会社に依頼する
家を早く売るためには、売却に優れた不動産会社を選ぶことが重要になります。売却を得意とした不動産会社の方が高く売れる可能性もあります。
また、不動産会社によっては、売出価格に差が出ることも珍しくありません。
複数の不動産会社に査定を依頼すると、場合によっては数百万円の差額が出るケースもあります。
したがって、集客や交渉に強く、売却する物件のエリアを得意とした不動産会社を選ぶことがポイントになります。
査定額に関して、周辺エリアの事情を踏まえた具体的な説明ができる会社は、優良な不動産会社と言えるでしょう。
5. 一括査定サービスを利用する
不動産一括査定サービスでは、築年数や間取り、広さなど入力すると、物件の特徴に適合した不動産会社を探すことができます。
対応エリアが全国で、優良の不動産会社のみと提携している安心・安全な一括査定サービスもあります。
一括査定サイトの選び方については下記記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。
こんな人は早く売るのがオススメ!特徴3選
1. 住宅ローンの返済期限が迫っている
新型コロナウイルス感染拡大により、収入が激減した方が増えています。そのため、コロナ禍での住宅ローンの滞納が続き、返済できない状況に陥るケースもあります。
最終的には、裁判所から物件が差し押さえられ、競売にかけられるため、任意売却を選択する方も増えています。
競売では、執行官が物件の「現況調査」に来るため、周囲に知られる可能性がありますが、任意売却では、周囲にしられることなく売却することができます。
一般的には、競売より任意売却の方が高く売れるケースがほとんどです。
2. 離婚
不動産は、財産分与の対象になり、夫婦で売却してから代金を分割するのが一般的です。しかし、住宅ローンが残っていたり、夫婦の一方が売却に反対するなどの原因でトラブルに発展するケースもあります。
まずは、不動産の名義人を確認した上で、他の財産分与や養育費などで相殺するなど、解決方法を見つけましょう。
共有名義になっている場合は、自分の持分割合(共有持分)のみで売却することは可能です。
しかし、夫婦の一方が勝手に売却すると、離婚協議もこじれる恐れがあるので、弁護士に相談するのもひとつの方法です。
3. 相続
実家の相続は、さまざまな意見や立場があり、名義人が多いとトラブルになる可能性があります。しかし、不動産を所有しているだけで固定資産税がかかり、早期に売却したいところです。
まずは、遺言の有無を確認します。なければ、遺産分割協議を行い、相続した実家を売却することになれば、名義変更をしなければなりません。つまり、相続登記の手続きが必要です。
土地や建物の分割方法は、現物分割、換価分割、代償分割、共有分割などがあります。
複数の相続人がいる場合は、換価分割が有効とされています。
換価分割とは、不動産の売却代金を相続人で分ける方法です。遺産分割協議で売却する人や、期限、誰がどれだけ代金を受け取るのか決めておくとよいでしょう。
最後に…
今回は、家を早く売る方法や早く売るのがオススメという方への特徴などをご紹介しました。家を早く売るには、まずは売却を得意とする不動産会社を探すところから始めましょう。あらかじめ、売却する物件の相場を知っておくことも大切です。
家を早く売る方法として、不動産の買取が挙げられます。よりスピーディに売却するには「即時買取」、なるべく市場価格で売却を希望する場合は「買取保証」が望ましいでしょう。
また、住宅ローンの返済期限が迫っている方や離婚を検討している方、実家を相続したものの住む予定がない場合などは、できるだけ早く売ることを検討しましょう。
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